3Dプリント

STL 解析ツール(体積・重量・コスト・3Dビューア)

STL・OBJ・3MF の体積、水密チェック、フィラメント重量と費用をアップロードなしで。

  • 即時
  • 無料
  • プライベート(ローカル処理)
  • 登録不要

STL・OBJ・3MF ファイルをここにドロップ

内蔵サンプル:直径 10 mm の穴があいた 20 mm キャリブレーションキューブです。自分のファイルを読み込んで解析できます。

    STL には単位情報がありません。スライサーはミリメートルとして扱います。CAD で使った単位を選んでください。

    3D ビュー

    メッシュ

    造形可否チェック

    計算方法
    • 表面積 = 全三角形の Σ ‖(v1 − v0) × (v2 − v0)‖ / 2。
    • 体積 = |Σ v0 · (v1 × v2) / 6|(符号付き四面体の和。バウンディングボックスの中心を基準に計算)。負の符号は法線が内側を向いていることを示します。
    • 水密チェック:すべてのエッジが、逆向きに進む 2 つの三角形にちょうど共有される必要があります。1 回 = 開いたエッジ、3 回以上 = 非多様体、同じ向きで 2 回 = 向きの不統一。
    • シェル = 同一頂点を結合した後、共有頂点による連結成分(Union-Find)。
    • 重心 = 各四面体の中心を符号付き体積で重み付けした平均(閉じたメッシュで有効)。
    • 退化 = 面積ゼロ(頂点が一致または一直線上)、重複 = 他の三角形と同じ 3 頂点。

    造形の見積もり

    メーカーのデータシートに基づく代表的な密度です。お使いのスプールに合わせて編集してください。

    あくまで目安です。スライサーごとに結果は異なります(インフィルパターン、サポート、スカートなど)。壁 ≈ 壁面の面積 × (ペリメータ × ライン幅) + 平面の面積 × (レイヤー数 × 積層ピッチ)、上限は総体積。

    変換

    書き出し

    ファイルは端末の外に出ません。読み込み、解析、表示、書き出しはすべてブラウザ内で行われ、アップロードも保存もされません。

    STL ファイルを解析:体積・寸法・造形可否を数秒で確認

    3D プリントを始める前に、パーツの体積、寸法、フィラメント重量、そしてメッシュが閉じているかを知っておきたいものです。この STL 解析ツールは STL(バイナリ・ASCII)、OBJ、3MF を読み込み、表面積、体積、重心、シェル数を計算し、水密チェック(開いたエッジ、非多様体エッジ、法線の向き、退化・重複三角形)を行います。

    3D ビューアはモデルをビルドプレート上に表示し、開いたエッジを赤く塗り、パーツが造形サイズを超えると警告します。さらに拡大縮小、90° 回転、インチからミリへの変換、法線の反転、Z = 0 への接地ができ、バイナリ STL、ASCII STL、OBJ で書き出せます。処理はすべてブラウザ内で行われ、250 MB のモデルでもファイルは端末の外に出ません。

    1. ファイルを読み込む

      「ファイルを選択」を押すか、STL・OBJ・3MF を点線の枠にドロップします。ページを開くとサンプルのキューブが表示されるので、すぐに操作を試せます。CAD がインチやセンチで書き出した場合は「ファイルの単位」を選びます。

    2. メッシュと造形可否チェックを読む

      「メッシュ」には三角形数、頂点数、寸法、表面積、体積、重心が並びます。「造形可否チェック」はメッシュが閉じているか、法線の向きが揃っているか、開いたエッジや非多様体エッジがいくつあるかを示します。

    3. 造形の見積もりを設定する

      材料、インフィル、ペリメータ、ライン幅、上面/底面レイヤー数、積層ピッチ、1 kg あたりの価格を選ぶと、重量、フィラメント長、材料費が即座に更新されます。中実の場合とレジンの場合も表示されます。

    4. 必要なら変換する

      「スケール (%)」「指定サイズに拡縮」「X/Y/Z 軸で 90° 回転」「単位を変換」「法線を反転」「プレート中央に配置」「Z = 0 に接地」を使えます。操作のたびに解析とプレートのチェックがやり直されます。

    5. 書き出す

      変換後のモデルを「バイナリ STL」「ASCII STL」「OBJ」でダウンロードします。ファイル名は元のファイル名を引き継ぎ、バイナリ STL のサイズはダウンロード前に表示されます。

    STL 解析ツールの仕組み

    バイナリ STL は、ヘッダーの「solid」という文字ではなく(バイナリでもこの文字を書くソフトがあります)、三角形数 n に対する正確なサイズ 84 + 50 × n バイトで判別します。ASCII STL はチャンク単位で読み、Windows の改行、指数表記、スペースを含むソリッド名にも対応します。OBJ は v 行と f 行から読み、多角形は扇状に三角形分割し、負のインデックスも解決します。3MF は ZIP アーカイブなので、セントラルディレクトリを読み、パッケージのリレーションシップが指すモデルパート(通常は 3D/3dmodel.model)を展開し、コンポーネントとビルドアイテムの変換行列を適用して、宣言された単位をミリメートルに換算します。その後、同一頂点を結合してトポロジーを再構築します。

    • 表面積:各三角形の外積ノルムの半分の合計。
    • 体積:符号付き四面体 v0 · (v1 × v2) / 6 の合計。合計が負なら法線が内側向き、メッシュが開いていれば値は信頼できません。
    • 水密チェック:すべてのエッジが、逆向きに進む 2 つの三角形にちょうど使われる必要があります。1 回 = 開いたエッジ、3 回以上 = 非多様体、同じ向きで 2 回 = 向きの不統一。
    • シェル:共有頂点による連結成分(Union-Find)。空洞や複数パーツのファイルが分かります。
    • 見積もり:壁 ≈ 壁面の面積 × ペリメータ × ライン幅 + 平面の面積 × レイヤー数 × 積層ピッチ(上限は体積)、内部 × インフィル率、重量 = 材料体積 × 密度、長さ = 体積 ÷ フィラメント断面積。

    フィラメントとレジンの代表的な密度

    材料使用する密度 (g/cm³)データシートで見られる範囲1.75 mm フィラメント 1 m の重さ
    PLA1.241.17 ~ 1.25約 2.98 g
    PETG1.271.25 ~ 1.30約 3.05 g
    ABS1.041.04 ~ 1.14約 2.50 g
    ASA1.071.07 ~ 1.13約 2.57 g
    TPU1.211.11 ~ 1.22約 2.91 g
    ナイロン (PA)1.141.01(PA12)~ 1.15(PA6)約 2.74 g
    PC1.201.19 ~ 1.22約 2.89 g
    標準レジン1.101.05 ~ 1.251 L あたり 1.10 kg

    2026 年 10 月にメーカーのデータシート(Prusament、Polymaker、Fiberlogy、Anycubic)から集めた代表値です。密度はブランド、色、添加材で変わるため、お使いのスプールに合わせてツール内で編集してください。1 m あたりの重さ = π × (0.875 mm)² × 1 m × 密度。

    STL 解析ツールの活用例

    • 造形費の見積もり:重量 × 1 kg あたりの価格で材料費が分かり、個人でも出力サービスでも見積もりに使えます。
    • ダウンロードしたモデルの確認:スライス前に Printables や Thingiverse のファイルの水密性、シェル数、法線の反転、実寸をチェックできます。
    • 単位の修正:インチで書き出されたモデルは 25.4 分の 1 に見えます。インチ → mm の変換で書き出し前に直せます。
    • ASCII STL の軽量化:バイナリで書き出すと形状を変えずにサイズが 4 ~ 6 分の 1 になり、共有や保管に便利です。
    • プレートの準備:220 × 220 × 250 mm、256 × 256 × 256 mm、またはカスタムのプレートに収まるか確認し、90° 回転や Z = 0 への接地をスライサーを開く前に済ませられます。

    よくある問題と対処法

    • モデルが 25 mm のはずが 1 mm しかない:インチで書き出されています。ファイルの単位で「インチ」を選ぶか、「インチ → mm(× 25.4)」を適用してください。
    • 体積が「信頼性低」:メッシュに開いたエッジがあります。「開いたエッジ」で赤く表示し、CAD や修復ツールでモデルを直してから再解析してください。
    • 3D ビューにオレンジの面がある:その三角形は裏側から見えている、つまり法線が内側を向いています。パーツ全体がオレンジなら「法線を反転」を押してください。
    • 「プレートを超えています」:X 軸または Y 軸で 90° 回転するか、最も長い軸で「指定サイズに拡縮」を試してください。メッセージは変換のたびに更新されます。
    • ファイルが非常に大きい:250 MB または三角形 500 万個を超えると確認が表示されます。ASCII ではなくバイナリで書き出し、端末のメモリが足りなければモデリングソフトで三角形数を減らしてください。

    プライバシー:ファイルの読み込み、解析、表示、書き出しはブラウザが行い、サーバーには何も送信・保存されません。制限:端末のメモリに応じて最大 600 MB または三角形 1,200 万個まで。重量、長さ、費用はあくまで目安で、最終値はスライサーが決めます。3MF は基本仕様(メッシュ、コンポーネント、変換、単位)のみ対応し、スライス拡張や外部パーツは読みません。圧縮された 3MF には DecompressionStream API に対応した新しいブラウザが必要です。ASCII STL の書き出しは三角形 100 万個までです。密度は代表値なので、スプールのデータシートに合わせて調整してください。

    よくある質問

    STL ファイルの体積はどう計算しますか?

    各三角形と基準点が作る四面体の符号付き体積(v0 · (v1 × v2) / 6)を合計します。閉じたメッシュなら結果は正確で、cm³ と mm³ で表示されます。材料の密度を掛ければ中実パーツの重量になります。

    STL が水密でないのはなぜ?どう直せばいい?

    すべてのエッジがちょうど 2 つの三角形に共有されているメッシュが水密です。開いたエッジは穴、非多様体エッジは余分な面を示します。「開いたエッジ」をオンにすると赤く表示されるので、CAD ソフトか Blender(3D Print Toolbox 拡張機能)、MeshLab、スライサーの修復機能で直してください。

    モデルに必要なフィラメントの量は?

    壁の体積(ペリメータ × ライン幅、上下面レイヤー × 積層ピッチ)と、内部の体積 × インフィル率を足し、密度でグラムに、フィラメント径でメートルに換算します。あくまで目安で、サポート、スカート、インフィルパターンを把握しているスライサーが最終的な値を出します。

    STL ファイルの単位は何ですか?

    単位はありません。STL 形式は単位のない座標だけを保存します。ほとんどのスライサーはミリメートルとして読み込みます。モデルが 25.4 分の 1 に見える場合はインチで書き出されています。ファイルの単位で「インチ」を選ぶか、書き出す前にインチ → mm の変換を適用してください。

    ASCII STL とバイナリ STL の違いは?

    どちらも同じ三角形を表します。バイナリ STL は 84 バイト + 三角形あたり 50 バイト、ASCII は各頂点をテキストで書くため、通常 4 ~ 6 倍の大きさになります。このツールは形式を自動判別し、バイナリで書き出すので、形状を一切失わずにファイルを小さくできます。

    ファイルはサーバーに送信されますか?

    いいえ。読み込み、解析、3D 表示、書き出しはすべて WebGL と File API を使ってブラウザ内で実行されます。何も送信・保存されないため、機密モデルにも使えます。端末のメモリ次第で、600 MB または三角形 1,200 万個までのファイルを扱えます。